胡蝶綺 ~若き信長~ スタッフインタビュー【その6】

制作現場スタッフの熱い声をお届けするスペシャル企画

胡蝶綺 ~若き信長~ スタッフインタビュー

【第6回】シリーズ構成 山口亮太

「胡蝶綺 ~若き信長~」はオリジナルアニメーションということもあり手探りしながらの「ゼロ」からの出発でした。そこには本作ならではの苦労やエピソードがあり、その中で奮闘する現場スタッフの熱い声をお届けいたします。
第6回は、シリーズ構成 山口亮太。

山口亮太(Ryota Yamaguchi)

恒興「信長様、何やら書状が来ております」
信長「なになに……『胡蝶綺~若き信長~』すたっふいんたびゅー。作品の見どころや、苦労話などをお聞かせください……なんだこりゃ?」
恒興「私に聞かれましても……」
信長「よく見ろ、恒興。宛先が違う。山口亮太殿と書いてあるがね!!」
恒興「確か、アニメの脚本家ですね。シリーズ構成デビューはスタジオディーン制作の『鬼神童子ZENKI』……」
信長「そんな古いアニメの事、なんで知ってるの?」
恒興「『うぃきぺでいあ』に書いてありました」
信長「なんでもありだな……」
恒興「なんでもありついでに、信長様が返事を書くというのはどうでしょう」
信長「ダメに決まってるだろ!」
恒興「では、まず本作にかける心意気をお願いします」
信長「勝手に始めるな! 第一なんだ、心意気って? 意気込みじゃないのか?」
恒興「原文ママです」
信長「なんだかよく判らんが……どうやら山口ってのは、俺たちの生みの親であるキャラクターデザイナーの中嶋敦子さんとは、『らんま1/2』や『逮捕しちゃうぞ』などでも一緒に仕事をしていたらしいな。それに、監督の阿部記之さんとはテレビアニメ『学校の怪談』以来ほぼ20年ぶりの仕事になるので、かなり気合が入っているようだ」
恒興「古いアニメのタイトルがバンバン出てきますね」
信長「30年も業界に居れば仕方がないがや!」
恒興「苦労話などはありますか」
信長「実は、歴史監修が厳しかったと聞いている。鉄砲の三段撃ちだとか、桶狭間の雨の中の奇襲の話だとか、学校の日本史の授業で習ったようなことは、軒並み『それは古い知識です』と突っぱねられたそうだ」
恒興「帰蝶殿が〇〇〇な作品なのに……」
信長「文献が残っていない部分は大胆にアレンジするというのが、この作品の見どころだがや」
恒興「なるほど。では、好きな戦国武将などはいらっしゃいますか」
信長「それこそ、本人に聞かないと判らないが……伊達政宗と真田幸村の話は書いたことがあるらしいぞ」
恒興「れっつぱーりーで、しかも信長様がGACKTの方のアレですか……では、戦国の人物になれるとしたら、誰になりたいですか?」

信長「こんな戦ばかりの世の中で、誰が生きたいと思う? どうせ生まれ変わるなら、平和な世の中で暮らしたいがや」
恒興「私は、信長様とともにいられるなら、どんな時代でも構いませんよ」
信長「しれっと言うなあ……」
恒興「では、ご視聴されている皆様にメッセージをどうぞ」
信長「俺たちが活躍するアニメ『胡蝶綺~若き信長~』絶賛放映中です。戦国の世で、悩み、苦しみ、そして必死に生きようとあがく信長たちの青春群像劇を是非、ご堪能ください」
恒興「ありがとうございました」

好評放送&配信中
◎放送情報
AT-X:7月8日より 毎週月曜 21:30~ ※リピート放送あり
TOKYO MX:7月8日より 毎週月曜 22:30~
BSフジ:7月8日より 毎週月曜 24:30~
WOWOW:7月10日より 毎週水曜 24:00~ ※全話無料放送

◎配信情報
dアニメストア:7月8日より 毎週月曜23:00~ ※独占先行配信 
  他配信サイトにて配信(配信サイトはこちら※胡蝶綺~若き信長~公式サイトへ移動)


胡蝶綺~若き信長~公式サイトhttp://wakanobu.com/
胡蝶綺~若き信長~公式twitter @wakanobu_anime

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2019-08-09