「地獄少女」という怖さと美しさの同居したタイトルのこのアニメは、ホラーファンタジー。
テーマは「人を呪わば穴ふたつ」・・・。

原案はわたなべひろし（「Tactics」監督）。監督は大森貴弘（「学園アリス」の監督）が手がけています。現代社会を蝕む「恨み」そしてそれに対する「復讐」を大きなテーマに据えたオリジナルアニメ作品。
2005年10月から放送された「地獄少女」は、全く新しいシンジケーションでの展開が効果をあげ、MBSでは深夜2時での放送にもかかわらず最高視聴率4.9％をマーク。こうした人気に応える形で第2シリーズの制作が決定し、「地獄少女二籠」として登場。

「地獄少女二籠」の見どころは、地獄少女・閻魔あいが第1シリーズ（地獄少女）のラストで見せた涙の行方はどうなっていくのか？この先、依頼者たちとどんな物語を繰り広げるのか？三人のお供の妖怪たちの秘密は？そして、この怨みの物語の最終章は？と盛りだくさん。ますます黒く深くなっていく、地獄少女ワールドから目が離せない。

子供たちの間で広がった都市伝説のような噂、それは深夜0時だけアクセスできる『地獄通信』。そこに憎い相手の名前を書き込み、送信ボタンをクリックすると、地獄に墜とせるという話……それはただの噂ではなく真実だった。

怨みを持った者が『地獄通信』に書き込むと、その瞬間、セーラー服を着た長い黒髪の少女が現れる。その少女こそが「閻魔あい」。彼女は怨みの感情に共鳴した時だけ、地獄少女に変身する。そして依頼主に契約の証である藁人形を渡し、人形の首にかかる赤い糸を解けば契約は成立し、憎い相手は地獄へと流されるという「地獄流し」の方法を説明する・・・。
ただし、彼女は必ず契約した人間に「人を呪わば穴ふたつ。相手を地獄に送る代わりに、あなたの魂も死後地獄に行く事になるわ、それでもいいの？」と聞く。
果たして、依頼主はその糸を解き、怨みを晴らすのか、それとも思い直して踏み留まるのか？

地獄少女は人形を渡すと相手に向け、ただ一言告げる。
「あとは、あなたが決める事よ」と……。

-STAFF-
原案 : わたなべひろし
原作 : 地獄少女プロジェクト
企画 : 上木則安、勝股英夫
監督 : 大森貴弘
シリーズ構成 : 金巻兼一
キャラクターデザイン : 岡真里子
美術監督 : 小木斉之
色彩設計 : 松本真司
撮影監督 : 近藤慎与
編集 : 松村正宏
音楽 : 高梨康治、水谷広実
音楽制作 : ジャスト
音楽監督 : 原田扶美子
録音制作 : ダックスプロダクション
アシスタントプロデューサー : 井上貴允
アニメーションプロデューサー : 豊住政弘
プロデューサー : 阿部愛、林田師博
アニメーション制作 : スタジオディーン
製作 : 地獄少女プロジェクト（スカパー・ウェルシンク、アニプレックス）

連載：講談社　なかよし

©地獄少女プロジェクト／スカパーウェルシンク・アニプレックス

-STAFF-
閻魔あい : 能登麻美子
一目連 : 松風雅也
骨女 : 本田貴子
輪入道 : 菅生隆之
あいの祖母 : 松島栄利子
きくり : 酒井香奈子
人面蜘蛛 : 柴田秀勝
ナレーション : 小倉久寛

地獄少女オフィシャルサイト　地獄通信　http://www.jigokushoujo.com/