スタジオディーン

世界的に有名なスイスの時計ブランドメーカー・ジラール・ペルゴ社。
若いアーティスト達を積極的にサポートするジラール・ペルゴ社が2007年度（2006年はマンガでした）主催した、スイス・フランス・日本のアートスクールやアニメーションスクールの学生を対象にしたアニメーションコンテスト「フランソワ・ペルゴと日本　ショートフィルムコンペティション」。
その優秀作品に選ばれたスイスの学生さん達を、スタジオディーンにお招きしちゃったんです！
お迎えするのはNプロデューサー（+こっそりweb隊）。
如何せんスイスの言葉を話せるはずもなく、有名時計ブランドには縁遠い（たぶん縁ない）我々が、どこまでおもてなしできるのか......。
それにしてもジラール・ペルゴ社といえば、我々が一生手にすることない世界に名を轟かせている超一流ブランドですよ。
公式サイト初、越えられるか言葉の壁！スタジオディーンの国際交流。いよいよスタートです★

国際交流mission．1    自己紹介をしてみよう。

お越しいただいたマリー・プルーン（Marie-Prune Bonzon）さんとシンタ (Shinta Juilland)さんと、ドキドキの初対面！
頭のてっぺんから爪先までスイスの爽やかな空気を漂わせるお二人。
彼女らから日本語が飛び出すなんて思えない！
かと言って、英語さえおぼつかない我々に、スイスの言葉を話せとは酷すぎる話。
このままジェスチャーで乗り切るしかないのか......っ！？　どうなる国際交流！！
......なんて、そもそも来訪者側が我々の語学力に期待しているとは到底思えないよな。
同行されたスタッフの方の見事な通訳で、挨拶を交わすことに成功したのでした。
mission．1、無事クリア〜（すべて通訳さんのおかげですけど！）。

国際交流mission．2   優秀作品を鑑賞してみよう。

そもそも、マリー・プルーンさんとシンタさんにスタジオディーンにお越しいただけたのは何故なのか。
そこには、好評発売中のOVA『今日からマ王！R』の西村純二監督の存在があったのでした。
なんと西村監督、「フランソワ・ペルゴと日本 ショートフィルムコンペティション」の審査員だったのです！
西村監督とアニメという2つの共通点を持った我々。
みんなで一緒に、マリー・プルーンさんとシンタさんが製作されたコンペ優秀作品『Concours Girard-Perregaux』を鑑賞します。
この鑑賞時間はスイスや日本といった世界に関係なく、アニメを見つめる者が集まる空間としてひとつにまとまることができました。アニメは国境を越える......（しみじみ）。
温かみのある作品を前に、mission．2は楽々クリアです！

国際交流mission．3    作品の感想を述べてみよう。

作品を楽しく拝見させていただいたのですから、感想をお伝えするのが礼儀というものです。
通訳さんもついてくれることですし、心置きなく思ったことを語るべし！
西村監督「カット割りや選び方が良かったですね」
......？通訳さん、キョトンとしていらっしゃいますけど......？？？
そこで、ハタと気付く我々。キョトンの原因は『カット割り』。
そう、通訳を担ってくれているスタッフさんは、アニメに詳しい人というわけではなく（当然なんですけど）......アニメの制作用語を訳すことができないという問題が勃発したのでした。
「カット割りとは......映像を切り繋げていく作業で......」
まずは日本語で説明を行い、理解してもらってから英語に訳すという2段構えの通訳で、この場を乗り切ったのでした〜。
......何とかmission．3もクリア......かな？（通訳さんの尽力の賜物です！）

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ペルゴ氏と日本のつながりを描いたアニメ作品全貌は、『Concours Girard-Perregaux』をチェケラ。

国際交流mission．Last   日本のアニメ制作工程をご紹介してみよう。

日本のアニメ制作のプロである我々が、その工程の一部始終を学生でもあるお2人に吸収していただこうではないか！
......と意気揚々と説明をはじめる。それはあくまで表面上、実は我々の心臓、本当はバクバクしっぱなしだったのです。
何故なら......彼らに制作工程を説明するために出てくる資料と言えば「シナリオ」「絵コンテ」「原画」「設定」......。
シナリオくらいならまだしも、「カット割り」に次ぐ専門用語のアラレが降り注ぎ、通訳陣の？？？の雹が舞う！
Mission最後にして国際交流の円満終了は絶たれてしまうのか......！！？
どうなる！まさに崖っぷち。
そんな我々の前になんと悠長なフランス語を操る女神が光臨したのです。
その女神は弊社作画ルームスタッフの1人、日ごろ我々に合わせて交流をしてくれているせいか、日本人だと思い込んでしまいがちな彼女。実はフランス人だったのです。
もちろん、スイスの公用語でもあるフランス語が完璧。アニメ知識も完璧。
この先は一気に国際化の花が開き、日本語、フランス語が巧みに飛び交う室内に一変してしまいました〜。
俄然アニメに関することが伝わりやすくなったマリー・プルーンさんとシンタさん、今までよりいっそう興味を持ってくださったようで、ひとつひとつの説明に熱心に耳を傾けられていました。
日本のアニメの制作工程の複雑さ、制作に関わる人数、機械が作っているように正確な手書き原画、どれをとっても驚きの連続のマリー・プルーンさんとシンタさん。その場にいた同行スタッフのみなさんも同じリアクション。日本語にて熱心に質問されていました。
厚さ1ｃｍ以上あるカットの束が、たった6秒のシーンのためのものと知ると
「えー、6、......6秒？？」「１、２、３、４、５、６の6秒ですよね！？」と声に出して衝撃を表していました〜。
これで......国際交流missionは全コンプリート！

この後行われた社内見学ツアーでは、3Dルームや作画ルームで、スタッフが実際に作業している現場を、目に焼き付けるように見学されて、国際交流フィナーレとなりました〜！

......まさに、マリー・プルーンさんとシンタさんが作られた『Concours Girard-Perregaux』の中で描かれているペルゴ氏と日本の縁のように、遠く離れた国にいながら、西村監督とアニメを介してこの場で通じ合った我々。
どこか作品とシンクロするところもあり、西村監督がいなければ実現しなかった出会いでもあり、縁の不思議さを痛感させられる有意義なひと時でした。
次はどんな素敵な縁が待ち受けているのか？？
明日の出会いを信じて、日常の業務をひとつひとつ積み重ねることを誓うスタジオディーンスタッフ一同でした。

参考リンク：
フランソワ・ペルゴと日本　ショートフィルムコンペティション　公式サイト
http://www.gp-japan.co.jp/
優秀作品　Concours Girard-Perregaux　ダウンロードページ
http://www.gp-japan.co.jp/1.html
今日からマ王！R　公式サイト
http://www.maruma-ova.jp/

『あ〜〜、すっかりアップが遅くなって、季節はずれもいいところ！隊長、どうするんですか？』
という声はスルーして、隊長権限でということで


焼きそばはスリル・ショック・サスペンス

四半期に一度、恒例となりつつあるスタジオディーン屋上BBQ大会。

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会の一部始終は、〜食いしんぼ捜索隊R（リターンズ）〜でお楽しみください★

今回は『納涼』をテーマに夏祭りをイメージした会場作りで、和やかに終了、大成功だったわけですが。
※こんな時期にアップして、木枯らし１号も吹いたのに！納涼から程遠い季節……、あぁ申し訳ございません。
和気藹々としたムードの中、会場の片隅で、何やら深刻な空気をかもし出すテーブルを発見。
『あのとき』の再来か？　と、食いしんぼ捜索隊が美味を期待して近寄って見たものは、男たちの謎を追求する鋭い眼差しだったのです......。

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『あのとき』の一部始終は、〜はみ出し編　男たちの料理番組〜でお楽しみください★

事件は、某カントクが、料理の腕を振るおうとしているときに起こった。
メニューはBBQの定番、焼きそば！Uプロデューサーが作ったときのような心配は一切不要！
盛り上がる観衆に満足げな笑みを浮かべ、某カントクが焼きそばを作りはじめようとした、そのとき。
......カントクの動きが止まっている。入れるべき野菜と、肉を見つめて止まっている......。　＜スリル


カントクの目線を追って肉を見てみた食いしんぼ捜索隊、こ、これは......っ！！事件の発生であった。
確かに、そこに肉はあった。「牛肉」が。しかも、「牛肉の細切れ」が。
この焼きそばエリアに、焼きそばに入れるべき肉として鎮座していたのだった。
（焼きそばに牛肉を入れるの......？）肉を見つめる沈黙の一同から、同じ気持ちを感じる。
そう。一般的に焼きそばに入っている肉は、豚肉。
当然、某カントクも焼きそば用に用意されているのは豚肉だと思っていた。思い込んでいた。
しかし、焼きそば用に買っておいた食材しか載っていないこのテーブルにある肉は、牛細のみ。
そこで食い物のことにはディーン一反応の早い、食いしんぼ捜索隊隊長が閃いた！
隊長「きっと、買出し係が関西人だったんだ！！　関西では肉じゃがやカレーとかに牛肉を使うって言うし。関西では、牛肉の焼きそばが一般的かも知れない」
関西出身の食いしんぼ捜索隊員の返答に、焼きそばを食べたい皆の希望の眼差しが注がれる！
関西「ないね。いくら関西でも、焼きそばには豚。『肉焼きそば』があったとしても、一般的ちゃうし。あ、関西で肉言うたら牛肉のことね。お好み焼きも豚玉、肉玉て言い分けとるから、覚えとくとええわ」
何と言うことか。後のウンチクはともかく、キッパリ言い切る関西出身者により、牛肉焼きそばの味の保証は絶たれてしまった。　＜ショック

それにしても、何の陰謀か、明らかに焼きそば用に買ってこられた牛細切れ肉。
しかもその量、迫力の１キログラム。
果たして、牛肉焼きそばはおいしいのか？　どんな味になるのか？
某カントクは相変わらず、肉を見つめて固まったままだ。
ショックで呆然としてしまうのも無理はない......。
食いしんぼ捜索隊をはじめ、テーブルで成り行きを見守る皆がそう思っていた。しかし、真相は違った。
某カントクは持ち前の想像力で、牛肉入り焼きそばの味と出来上がりを、頭の中でシミュレーションしていたのだ！
（あの牛肉独特の味、香り、柔らかさ......そばやソースとの絡まり具合......。うん。牛はない。NG。
じゃ、肉なしの焼きそばってどうよ？　即答。肉のない焼きそばなんて、焼きそばじゃない！NG！！）
つまり、豚肉がないと、某カントク特製焼きそばは成り立たないのだ。しかし、豚肉はない。
諦めるしかないのか......絶望と困惑がテーブルを支配していた、そのとき！
隊長「あそこ！　あの神々しい光を放つ肉の塊を見よ！！」
食い物のことにはディーン一（略　隊長が、人気のない焼肉用テーブルを指さして見せた。
そう、焼肉界でのメイン肉は、誰が何と言ったって牛肉。
とりあえず用意されていた豚肉専用焼肉テーブルには、焼肉用豚バラ肉が、ほとんど手付かずのまま放置されていたのだった！
捜索隊が焼肉用テーブルからごっそり豚肉を拝借しても、誰にもバレないというミラクル。同じBBQの席でも、牛肉と豚肉でこれほど重要度に差があろうとは......。
某カントクの元に豚肉が届けられると、すでに脳内シミュレーション済みだったのか、さくさくとスライス。
あらかじめ熱してあったホットプレートに投入！　手際のよさに、唾を飲み込みつつ見入る一同。
あとは某カントクの見事な焼きそば調理テクニックが披露されるのみ。もう安心だ。
隊長「......しかし、バラ肉をスライスするのはさすがである」
関西「食べやすいようにって、配慮してくれとるわけやね」
隊長「うむ。我々だったら美味に焦るあまり、とりゃーーーっと分厚いままで投入してしまうところだ」
関西「我々て。そんなん、肉重なって焼け具合まばらになるやん。うちは嫌やし、一緒にせんといて」
隊長「何故に。まばらだろうがいいじゃない、肉が食えたら」
関西「......隊長が作る側の人間でなくて、ホンマによかったわ」
......と紆余曲折を経たものの、名シェフ某カントクによって捌かれた豚肉入り焼きそばは、予定どおりに見た目も味も美味しく完成！
隊長は豚肉を発見した功績をネタに、誰よりも早く、誰よりも多く焼きそばをたいらげたのだった。
そしてまた、新たな幻の味を求めて、捜索隊は旅に出る......はずが！
この「焼きそばに牛細切れ肉１キログラム」事件の真相を探るべく、独自調査を開始したのであった。

一体何故このような策略が巡らされたのか。　豚肉と牛肉の間に、何がおこったというのか？！
食いしんぼ捜索隊シリーズ　焼きそば用肉に牛肉を買ってきた女　---　＜サスペンス

スタジオディーン取調べ室（制作部の隅に、急遽ダンボールで作成した）。

隊長「ネタは上がってるんだ！　いい加減に吐いたらどうだ？」
C「だから、確かに牛肉を買ってきたのは私ですよ。でも、無実なんです」
隊長「じゃあ、牛肉を買ってきた経緯を、もう一度頭から説明してもらおうか。買出しをしたのはBBQ大会直前だと言ったな」
C「その日は通常の仕事もあったし、BBQ大会の準備もしなきゃいけないし、朝から皆手いっぱいでした」
隊長「メインの買出しをしたのは、マツコとUプロデューサーで間違いないな？」
C「はい。その辺は〜食いしんぼ捜索隊R（リターンズ）〜の方で見てください」
隊長「なのに何故、焼きそば用の肉はキミが買いに行くことになったんだ」
C「だから、すでに買出しは済んでいたんですが、足りないものが後からいくつか発覚して。BBQ大会直前に、幹事チーフのYさんに、追加の買出しを頼まれたんです」
隊長「Yさんは、今回初幹事だったな。何と頼まれたんだね」
C「『細切れ肉１キログラム買ってきて』と」
隊長「で、キミは？」
C「『細切れ肉１キログラムですね』と確認してから、行きました」
隊長「何の細切れ肉か、聞かずに行ったのか？」
C「だって聞くまでもなく、BBQで必要な肉と言えば『牛肉』じゃないですか」
隊長「......（汗）」
C「私は無実です（断言）」

つまり、BBQと言えば焼肉。『焼肉界でのメイン肉は、誰が何と言ったって牛肉』。
焼きそばレポート最中にも述べた、誰でも持っているBBQのイメージが、Cにためらいなく牛肉を買ってこさせたのであった。
そして、買出し後の肉は、大会準備の仕上げのドサクサに紛れ、内容を調べられずにセットされた。
買ってきたCはもちろん、牛細切れ肉１キログラム本人も、自分が焼きそば用に買ってこられた肉だということを知らないまま、大会本番を迎え、某カントクと衝撃の対面を果たしたのであった......。

結論：
肉はたくさん種類があるけど、どの肉も美味しいし、今回の焼きそばも結局は美味しく食べられたから、それでいいや。（隊長の基本スペック、猛烈にアバウト）

今回もきっちり（？）事件の真相を捜索したところで、また新たな幻の味を求め、捜索隊は旅に出るのであった。
第4回BBQ大会には戻ってくる......予定。（開催されるよね？？）

参考リンク：
食いしんぼ捜索隊初登場　『秘宝・幻パン捜索隊』
http://deen.co.jp/dsroom/200704/20141357.php
第１回BBQ大会レポート　　『再結成！　食いしんぼ捜索隊　編』
http://deen.co.jp/dsroom/200707/09121524.php

【編集後記】
隊員「今、捏○が問題になっていますよね」
隊長「そうだね」
隊員「正直に・・・いったら」
隊長「そっそうだね、原稿には一部フィクションが含まれております。だって食べるのが忙しかっだもん」
隊員「……アホ」

 

『おいおい、アップするまで時間がかかりすぎ、もう秋だぞ！  』
すみません、ごめんなさい、周囲の声が痛い......すべて隊長が無駄なメタボ対策に時間を費やしてしまったからです！
もとい、話を戻して！さあ、レポレポ！

歌あり、踊りあり、幻のその肉あり、焼きそばあり......と、スタジオディーン制作部改め、BBQ部が大活躍した屋上BBQ大会から、早いものでもう数ヶ月。

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前回の熱血BBQ大会全容は、『スタジオディーンBBQ大会レポート　〜再結成！　食いしんぼ捜索隊　編〜』をチェケラ。

あの楽しい思い出を引き摺りつつ、仕事に邁進していたある日のスタジオディーンの屋上での1コマ。
そう、そこには屋上の主であり、前回のBBQ大会発案者でもあるY監督がいつものように存在し、ポツリと呟いたのでした。
「またBBQしたいなぁ......」
その一言で、再びお祭り大好き魂（肉への欲望スイッチともいう）に火がついた制作部の面々。
みるみるうちに気持ちはBBQ大会に向かってまっしぐら！　肉への臭いを嗅ぎつけて隊長をはじめとした食いしんぼ捜索隊も集結！！
食への情熱をモットーに、様々な美味（秘宝）を食い尽くす捜索隊の、食ロマン冒険エンターテイメント第3弾でございます！
今回は、スタジオディーンBBQ大会納涼編として、季節感たっぷりにお伝えしたいと思います★

    すみません、季節感は思いっきりずれています。すべて隊長の怠慢です。
            隊員A「納涼BBQ大会って、残暑の真っ只中でしたよね」
            隊員B「隊長、もう残暑も終わり、秋ですよ」
            隊長A・B「聞いています、隊長」
            隊長「食欲の秋、るんるん」
        メタボ対策と食欲の秋が共存できるわけないのに！

    話を戻して

......がしかし！　大会当日はどんよりとした曇り空。いつ雨が降り出してもおかしくない状況です。
隊長「雨降って、地固まるとも言いますからな〜〜〜」
いやいや隊長、前回ピカンと晴れたときには『ボクの日ごろの行いの賜物（エヘン）』とか言ってませんでしたっけ（そうだよな、隊長がそんなことを覚えているワケがないよな）
当初の開催予定日は雨天中止、順延してもこの天気......これも隊長の日ごろの行いの産物で
隊長「雨だろうと雪だろうと、肉が食べられたらいいんだよーーーーーっっっ！！！！！！（絶叫）」
(・＿・;)シーン
隊長「いや、今日開催しないと、スケジュール的にいろいろと......ほら、大人の事情とかいろいろと」
......つまり、今日肉を食べることしか頭にないんですね？　BBQの目的は『肉』で天気は二の次......。
隊長「(・＿・;)シーン」

さて、例の如くBBQ大会開始の夜に備え、その日の午後はBBQ部と化したディーン制作部。
BBQ部長・マツコの的確な指示で各々役割が与えられ、テキパキと準備が進んでいきます。
……そういや、マツコBBQ部長は引退宣言をしていたはずなんだけど。そこは新人BBQ幹事が忙しいということでサポートに、さすがディーンの姉御でございます。
さぁ今回もマツコの監視をかいくぐって、本日の秘宝を捜索に参りますか。
けして邪魔するわけではありません。BBQ部の鬼の逆鱗に触れたら大変なのはわかっています。

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BBQ部の中心・マツコや女王のBBQにかける鬼っぷりは『スタジオディーンBBQ大会レポート　〜メイキング編　WEB隊は見た！　新人メンバーズ・オン・ステージ舞台裏〜』をチェケラ。

山盛りの氷に浸され、キンキンに冷えた飲み物やフルーツ！　これぞ夏のBBQ。夏祭りっぽくもあり。


見よ、隙間なく詰め込まれた大量のビールを！　奴ら、納涼にかける意気込みが半端ねぇぜ......。
ちなみに、ビニールプールは100%BBQ部員の息でふくらませました。
エアポンプ？　BBQ部は肺活量勝負の体育会系ですけど何か？

そんな中、
隊長「......ない」
（あぁうるさいのがきた......）何がないんですか？準備は着々と進んでいますが。
隊長「肉がないんだよーーーーっっっっ！！！肉がないBBQがあるかーーーーー　Y(>_<、)Y」
（号泣してるよ......）いやいや、マツコ部長が買出し部隊編成していましたから。
ディーンきっての料理人K作画監督も一緒に行くそうなので、期待していいんじゃないですか？
マツコ「あ。K作監は打ち合わせが入ってしまったので、同行はなくなりました」
え！！　じゃあ代わりには誰が？
Uプロデューサー「( ・∇・)ノはーい」
......（Uプロデューサーをチラ見）。
部長1人じゃ大量の肉を選定するのも運ぶのも大変でしょう......。
U「( ・∇・)ノボクが行きますよ〜〜〜　」
......どうしましょうか、BBQ部顧問のしゃちょ〜。
しゃちょ〜「うーん。（マツコを捕まえ）ヒソヒソ......おい。本当にあいつと一緒でいいのか？......ヒソ」
マツコ「......まぁ......ヒソヒソ......荷物持ちぐらいにはなりますから......ヒソヒソ」
U「......(;・◇・)ノ迷惑かけないようにがんばりますっ」
しゃちょ〜・マツコ「あ、聞こえてた」

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しゃちょ〜やみんなを不安にさせる元凶となった、Uプロデューサーの焼きそば作りの一部始終は『スタジオディーンBBQ大会レポート　はみ出し編　男たちの料理番組〜』をチェケラ。

食いしんぼ捜索隊としては、肉を手に入れる過程もバッチリレポしたかったのですが、ここはあえて追跡調査を断念。
職務怠慢ではございません！　Uプロデューサーの尊厳を守るための、優しさなんです。
ビニールプールに食材を詰め込んだり、準備をせっせと進めていたところで、買出し部隊無事帰還。
ディーン料理長K作監のもとに新鮮なグザイが届けられ、BBQ部料理班が下準備に取り掛かります！

料理班の華麗な包丁さばきにウットリと見入っていると、視界の隅にモゾモゾと蠢く影......。

あなた達はもしや、前回ステージを務めあげ、立派なディーン余興人に育った新人メンバーズでは？！
メンバーズの今回のお題目を確かめるべく近寄ると、何やら香ばしい匂い......。



目がっ！　目にくるよ、この大量のにんにくっ！　そんなに一心不乱に皮を剥ｌき続けて、どうしようと言うの？！
マヨネーズは用意してあるよね？　このにんにくの存在は、Tプロデューサーには隠しておくんだよ！
デジャヴに襲われる食いしんぼ捜索隊でありました。（参照：男たちの料理番組　TAKE1）

いやーさすが2回目。
BBQ部の完璧なチームプレーでスムーズに準備が完了（ところどころ紆余曲折もあったけど）！
時間どおりに納涼BBQ大会が開催されました！！　パチパチパチ(*゜▽゜)/゜・:*
参加者それぞれ、大量に冷やしてあるビールをやジュースをガッチリ握り、肉や肉、肉などに飛びつきます！
我々食いしんぼ捜索隊も、そのメンツにかけて、すべておいしく堪能してみせます！！
が、決意を漲らせるまでもなく、先陣を切ってホットプレートを食い散らかしているのは、......我らが......捜索隊隊長......（がっくり）。
無言でひたすら食ってないで、ちゃんと秘宝をレポしてくださいよーーー！！！

今回はテーマが『納涼』というだけあって、塩コショウであっさりと味付けされたお肉がメイン。
豚の厚切りバラ肉や、ねぎ塩牛タンなど。

野菜もたっぷり。生野菜も豊富に揃えてあります。夏バテ中の胃にも優しい！

料理班の真骨頂！アサリの酒蒸しや焼きそば、フルーツなど納涼に相応しい豪華単品料理の数々。どこの一流ホテルのバイキングですか。

隊長の行く先々の秘宝を激写しながら、捜索隊員も楽しくあらゆる美味を胃に収めていきます。
と......あれ？　肉が焼かれているテーブルにも、アラカルトの備わったテーブルにも隊長の姿が見えず......。
あ。テーブルから少し離れたところでうずくまっている隊長発見。
もう。急にいなくならないでくださいよぅ。と、ここは......

駄菓子コーナー！　Y監督からの差し入れです。
子どものころに食べた懐かしいお菓子がいっぱい。いやー実に夏祭りっぽい！！
......と。ノスタルジーに顔をほころばせる参加者達の横で、必死に駄菓子を物色している......隊長。はぁ（溜息）。
......そんな鬼の形相で、一体何を探しているんですか？
隊長「......きびだんご......お腰につけた......きびだんご......ブツブツ」
（桃太郎？？）また何故にきびだんごをお探しで？
隊長「だって、きびだんごって腹持ちいいからね。非常食さ。あ、でも粘着力が強いから、歯の詰め物には注意が必要だけどね♪」
腹持ちがいいって......。
確かに桃太郎のきびだんごはそうでしょうけど、駄菓子のきびだんご1、2本じゃ変わらないと思いますけど。
隊長「誰が1、2本探してるって言った？？」
（;゜０゜）ハッ！　まさか......ここにあるきびだんごを根こそぎ持っていく気で......
隊長「何本あれば、お腹を満たすことがでっきるっかな〜〜♪（上機嫌）」
全部持っていったって、あなたの胃（別名：ブラックホール）を満たすことはないでしょうよ。
我らが食いしんぼ捜索隊隊長......と言うか、もう他人と呼ばせてもらってもいいですか（泣）。
放っておいて、会場レポを続けましょう。

Y監督からの差し入れは、まだまだあります！　駄菓子には欠かせない、ラムネの束。



こんなデザートが食後に待っているかと思うと、お腹いっぱい肉を食べるのも考えものですね。
あ。でも甘いものは別腹だからいいのか......。（何が？）
ディーン女性よだれ物、スイーツも充実。Y監督は女心を掴む天才です。

今回のBBQ大会は『納涼』がテーマですが、本来の目的『親睦を図る』のにも最適だったようです。
充実した食材の中に、どこか懐かしさ漂う空気も感じられ、ゆったりとした時間が流れていました。
会場には笑顔や笑い声が絶えず、和気藹々とした和やかムードに包まれて、この一体感をいつまでも大事にしたい......と感じつつ、第2回スタジオディーンBBQ大会納涼編は、無事に終了いたしました！

......で。
終了したんですが。

いろんな種類の飲み物が冷たくて気持ちいい水に沈むミニプールの前にうずくまる人発見......（会いたくなかった）。
そのポーズ、先ほど駄菓子コーナーにいたときとまったく同じですけれども。
隊長「この100%果汁ジュース、赤、黄、青、紫があるんだよね。黄だけがない」
あの......無造作に手をサブザブ水の中に突っ込んで物色していらっしゃいますけれども......それ大量の氷が投入されているキンキンに冷えた氷水ですよ？
隊長「あーこれも赤かー。黄がない〜〜〜（必死）」
この隊長だけは、食い物との親睦に邁進していた模様です。
これぐらいの情熱で、人ともしっかり親睦を図っていただきたいのだが、食べ物が絡むと食べ物のことしか見えなくなるという特異体質なのでしょうがない......のか（汗）。
さぁさぁ、撤収しますよ！（隊長の襟首をつかんで、ビニールプールから引き剥がし）

今回の食いしんぼ捜索隊、美味の中に『納涼』を見つけられてミッション完了です　(゜∇゜)ゞ
そしてまた、新たな幻の味を求めて、捜索隊は旅に出るのでありました......。

隊長「（引き摺られながら）まだ黄色が見つかってないんだけどーーーーーーー」

旅に出るのでありましたっっっ！！！

参考リンク：
スタジオディーンBBQ大会レポート　〜再結成！　食いしんぼ捜索隊　編〜
http://deen.co.jp/dsroom/200707/09121524.php

スタジオディーンBBQ大会レポート　はみ出し編　男たちの料理番組〜
http://deen.co.jp/dsroom/200707/09134131.php

スタジオディーンBBQ大会レポート　〜メイキング編　WEB隊は見た！　新人メンバーズ・オン・ステージ舞台裏〜
http://deen.co.jp/dsroom/200707/25135717.php