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第14回 アニメはこんな風に作られる!~俺の嫁がアニメになるまで~仕上げ編
>>May 15, 2015
このコーナーは以前ご紹介したアニメ制作工程のワークフローに沿って、
各工程の内容を詳しく解説したり、隊員Gが普段疑問に感じていることを解決していくコーナーです。
ここではワークフローの「仕上げ」の調査結果を紹介しているよ。
仕上げって? |
ここでは出来上がった動画に色を塗っていく工程です。
動画はほぼ紙で描かれているので、それをスキャンしパソコンに取り込んで専用のソフトウェアで指定された色に塗っていきます。そのほかにスキャン時に写ってしまったゴミを取ったり、スキャン時に歪んでしまった線を修復していくのも仕上げのお仕事です。
因みに、パソコンで作業する前はセルという透明なシートに手作業で色を塗っていたんだ。
この後のコーナーでは「仕上げ」についてもう少し掘り下げ行きますよ!
Q. どんなソフトウェアを使って作業するの? |
一般的には “RETAS STUDIO(通称レタス)”と呼ばれるソフトを使用して仕上げの作業が行われているみたいだよ!
Q. 写りこんでしまったゴミはどうやって消しているの? |
RETAS STUDIOで消しゴムやブラシを使って消しているみたいだよ!
Q. いつごろからPCで仕上げ作業ができるようになったの? |
PCで作業するようになったのは約14~15年前くらいみたいなんだって。
導入したての頃はPCでの作業とセル画作業どっちも併用されてたみたいだよ。
例えば1話目がセル作業で2話目がPC作業…。みたいな感じで行われてたみたいだよ!
Q. 仕上げが終わったら誰がチェックしていくの? |
まず動画検査さんが社内分の動画と社外用の動画を分けます。
そして社内分の動画は動画チーフさんによって担当を振り分けられます。
まとめという名の感想 |
ちょっとした謎だった“レタス“の正体、やっと掴むことができました。
もちろんハナから食べ物じゃないことはわかっていましたけどね!
さてはて、今回の調査でDEENのちょっとした小ネタも知ってしまった隊員G。
これを読んだあなたもちょっとしたDEEN通になれちゃうかも?!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かも?
※この調査結果はあくまで隊員Gが調査した結果です。
実際とはことなる場合もありますので、もし間違っていても勘弁してね!
第13回 アニメはこんな風に作られる!~俺の嫁がアニメになるまで~動画編
>>May 1, 2015
このコーナーは以前ご紹介したアニメ制作工程のワークフローに沿って、
各工程の内容を詳しく解説したり、隊員Gが普段疑問に感じていることを解決していくコーナーです。
ここではワークフローの「動画」の調査結果を紹介しているよ。
動画って? |
動画は原画と原画の間に絵を描き足していき、動きをつけて映像化していくための作業です。
ワークフローではざっくりご紹介しましたが、もう少しだけ細かくしていくと
原画トレース
↓
中割り
↓
動画検査
というような感じで進んでいくみたいですね。
もちろん確認作業もあるのでもっとたくさん工程をふみますが、ここでは割愛します(汗)
さて、新しい単語が出てきたところで疑問解決コーナーでそれらを説明しちゃうよ!
この後のコーナーでは「動画」についてもう少し掘り下げ行きますよ!
Q. 原画トレース?中割り?動画検査ってなに? |
原画トレース → 原画の絵を動画を描く専用の紙に綺麗にトレスしていく作業です。
中割り → 原画と原画の間を繋ぐ絵のことだよ。
動画検査 → 動画検査を担当している人が仕上がった動画をチェックしていくよ。
この工程の間にはクリーンアップといって線の清書したり修正する作業も入ってくるよ!
Q. 1話につき何枚描かれるの? |
作品によってとっても差があるみたいです!聞いたところによると4000枚以上は描いているみたいですよ。
Q. 動画は1話につき何人でかいているの? |
推定100人以上のアニメーターさんが描いているらしいです…!
社外にもお願いするので、人数ははっきりとはわからないということでした。
Q. 動画の担当はどんな風に振り分けているの? |
まず動画検査さんが社内分の動画と社外用の動画を分けます。
そして社内分の動画は動画チーフさんによって担当を振り分けられます。
Q. 手書きでまっすぐ線を描いたり○を描くのって難しそう…。 |
定規を使っていいところもあるみたです!
でもフリーハンドの方が定規を使うより早いときもあるみたいですよ。
それでもフリーハンドで描けるってすごい!
まとめという名の感想 |
隊員Gはその昔、アニメの絵は全部漫画家さんが描いていると信じて疑わなかった時代がありました。
きっと皆さんのなかにもそんな人がいるはず。マンガの絵と瓜二つすぎますよね?
アニメーターさん凄すぎ…。
いよいよ作画編に入った今回の企画。これを読んでいればアニメがいつもより2倍楽しめるようになるかも!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かも・・・?
※この調査結果はあくまで隊員Gが調査した結果です。
実際とはことなる場合もありますので、もし間違っていても勘弁してね!
第12回 アニメはこんな風に作られる!~俺の嫁がアニメになるまで~原画編
>>May 1, 2015
このコーナーは以前ご紹介したアニメ制作工程のワークフローに沿って、
各工程の内容を詳しく解説したり、隊員Gが普段疑問に感じていることを解決していくコーナーです。
ここではワークフローの「原画」の調査結果を紹介しているよ。
原画って? |
原画はレイアウトをもとに要所要所の動きを描いていく工程だよ!
この後のコーナーでは「原画」についてもう少し掘り下げ行きますよ!
Q. 1話につき何枚描かれていて、何人の原画マンさんがかいているの?? |
作品によって何枚描かれるかは断定できませんが、テレビシリーズでもどえらい枚数をかくいみたいだよ!また1話につき約20人くらいで原画を描いているみたいだよ。
Q. 担当する原画はどんな風に振り分けているの? |
まず制作進行が担当カットを振り分けて、制作進行さんが原画マンさんと相談しながら振り分けられていくよ。
Q. 作画監督が一人ですべての原画をチェックしているの? |
最近だとシーンごとに作画監督が立っていることもあるみたいだよ!
Q. よく聞くタイムシートって? |
キャラの動きやタイミング、エフェクトなどの全ての指示が描かれてあるシートなんだ!
ちなみにタイムシートというのはこんな紙です。↓
これだけでどんな指示が書かれているかわかるなんてすごいですね!
まとめという名の感想 |
隊員Gはその昔、アニメの絵は全部漫画家さんが描いていると信じて疑わなかった時代がありました。
きっと皆さんのなかにもそんな人がいるはず。マンガの絵と瓜二つすぎますよね?
アニメーターさん凄すぎ…。
いよいよ作画編に入った今回の企画。これを読んでいればアニメがいつもより2倍楽しめるようになるかも!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かも・・・?
※この調査結果はあくまで隊員Gが調査した結果です。
実際とはことなる場合もありますので、もし間違っていても勘弁してね!