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第五話:「猛る妖異を退けろ」

>>February 16, 2007

妖怪たちの主が、とうとう姿を現した。それは、西の国に伝わる古の妖・窮奇だった。
あまりに大きな力の差に危険を感じた昌浩は、逃げるよう紅蓮に言う。しかし紅蓮は昌浩を庇ったために傷ついてしまう。紅蓮がそこまでして昌浩を守るわけは、過去の思い出にあった。幼かった昌浩が、誰もが怖がって近づかない紅蓮に怯まず、まっすぐ見つめてきてくれたからだった。彼らが窮奇との戦いに苦戦していると、不意に何者かが出現し、凄烈な霊気が辺りに満ちた!

第四話:「異邦の影を探しだせ」

>>February 16, 2007

陰陽寮の日々の仕事に追われる昌浩。しかし、紅蓮の炎が効かずに逃げられてしまった謎の妖の正体が気になって仕方がない。疲労のあまり書簡庫で眠ってしまった昌浩の夢の中に、新たな妖怪が姿を現した。調べてみると、その妖怪も先日の牛の妖怪も、異邦の化け物だということがわかった。それらの居場所を何とかつかもうと、昌浩が隠れている雑鬼たちを探し出して問い詰めていたところ、瘴気が漂い何者かの声が背後から響いた!

第三話:「闇に怯える声をきけ」

>>February 16, 2007

先日の内裏炎上のために身を守る結界が壊れた彰子は、晴明に再び強力な結界を張ってもらう。
昌浩は、火事の原因を探ろうと苦手な占いを試みるが、その占いの意味が理解できずやきもきしていた。
内裏の修復も遅々として進まず、占いでは埒があかないとしびれを切らした昌浩は、情報を求めて同じ妖怪の百鬼夜行を訪ねたが、そこで火事の時と同じ妖気を感じた!

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