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痛車ができるまで ~ラピスカーメイキング~ その1

Eventinfo  >>October 24, 2012

 痛Gにて無事にお披露目も終わり、ラピスカー通常運行中です。
吉祥寺界隈などを走っています。
今回は、『ラピスカーができるまで』をレポしちゃいます。

 
9月の某日、某場所にて作業は開始された!
まずは、車をきれいに。洗車はしてきたが作業をする前に、シートを貼る面をもう一度拭く。
 
痛車 ラピスカー メイキング痛車 ラピスカー メイキング
▲ このなんの変哲もないあっさりした姿、見納め!


車のスタンバイOK、遂にラピスが印刷されたシートが登場。
まずは、助手席からスタート。
スタッフさんと本格的に貼る前に打ち合わせ完成予想図である設計図を見ながら、車にテープにて仮貼りしていく。
さすが職人、目分量でばっちりと位置に仮貼り。

痛車 ラピスカー メイキング 痛車 ラピスカー メイキング 
▲ 完成予想図▲ シートは一枚出力もの
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▲ 職人技で位置を合わせる


仮止めで位置が決まると、いよいよ張りの作業。
数枚のシートを貼り合わせると思っていたが、そうではなく、一枚出力したシートを貼る。
例えば側面だと、全長のサイズの長いシートを貼ることに。
1枚シートをドアの開閉部分とか、タイヤや窓とか余計な部分をカットしていく。
一発勝負なのにもかかわらず躊躇なくカット、まさにプロの技。
下の方から貼り始める。
ヘラを使い、空気が入らないように細心の注意を払って貼っていく。

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▲ タイヤ部分など余分な箇所はすっぱりカット▲ 貼りの作業開始
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▲ 慎重に剥がしていく▲ 接着面が顕に
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▲ この専用のヘラで貼っていく、フェルト面を使用▲ ヘラを使い丁寧に貼っていく
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▲ 車の凹凸部もヘラで空気が入らないよう▲ タイヤハウスの見えないようなところも丁寧に


アール部分はドライヤーを使い、シーンを温めながら車のアールに沿って伸ばしながら空気が入らないように注意深く貼って行く。
  

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▲ ドライヤーをあてながらシートを伸ばしていく▲ リアバンパーもお見事


次はフロント部分。
側面と同じように貼る位置を決めて、仮止め。一枚のシートを貼っていく。
ここでも華麗なヘラ捌きが。
細心の注意を払いながらも一気に貼っていく。ボンネットの溝に沿ってヘラを滑らす、これでバッチリ決まる。
 

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▲ ボンネット部分も1枚のシート▲ 位置を決め、仮止めし貼りの作業
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▲ ヘラさばきは大胆且つ慎重に▲ 細かいところも念入りに


ボンネット部分の作業時、神業と呼ぶにふさわしいシーンを目撃!
ボンネットに付き物のウォッシャーノズル、そこにも当然の如くその部分にもシートを貼ることになる。
てっきり、その部分のみ切って貼ると思いきや、シートをウォッシャーノズル部分にかぶせている。
かぶせてから切り込みを入れたりするのかと思っていたら、取り出したのはカッターではなくドライヤー。
ドライヤーで伸ばしつつ、ヘラを巧みに使いながらウォッシャーノズルの形に整えていく。
 

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▲ ドライヤーをあてる▲ 周囲から少しずづつ貼っていく
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▲ ヘラの硬い部分を利用して成形▲ ノズルの形に沿って
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▲ 穴を開けるので、使用に問題ない▲ 完成、まさに神業


その後も職人技の数々を駆使し、遂にすべてを貼り終えた。
いよいよ、ラピスカーの完成。
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