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カメ記事!スタジオディーンBBQ大会レポート 納涼編 〜はみ出し編 焼きそばはスリル・ショック・サスペンス〜

>>November 21, 2007

『あ〜〜、すっかりアップが遅くなって、季節はずれもいいところ!隊長、どうするんですか?』
という声はスルーして、隊長権限でということで 叫ぶ


焼きそばはスリルショックサスペンス

四半期に一度、恒例となりつつあるスタジオディーン屋上BBQ大会。

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会の一部始終は、〜食いしんぼ捜索隊R(リターンズ)〜でお楽しみください★


今回は『納涼』をテーマに夏祭りをイメージした会場作りで、和やかに終了、大成功だったわけですが。
※こんな時期にアップして、木枯らし1号も吹いたのに!納涼から程遠い季節……、あぁ申し訳ございません。
和気藹々としたムードの中、会場の片隅で、何やら深刻な空気をかもし出すテーブルを発見
『あのとき』の再来か? と、食いしんぼ捜索隊が美味を期待して近寄って見たものは、男たちの謎を追求する鋭い眼差しだったのです......。

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『あのとき』の一部始終は、〜はみ出し編 男たちの料理番組〜でお楽しみください★


事件は、某カントクが、料理の腕を振るおうとしているときに起こった。
メニューはBBQの定番、焼きそば!Uプロデューサーが作ったときのような心配一切不要
盛り上がる観衆に満足げな笑みを浮かべ、某カントクが焼きそばを作りはじめようとした、そのとき。
......カントクの動きが止まっている。入れるべき野菜と、を見つめて止まっている......。 <スリル


カントクの目線を追って肉を見てみた食いしんぼ捜索隊、こ、これは......っ!!事件発生であった。
確かに、そこに肉はあった。「牛肉」が。しかも、「牛肉の細切れ」が。
この焼きそばエリアに、焼きそば入れるべき肉として鎮座していたのだった。
(焼きそばに牛肉を入れるの......?)肉を見つめる沈黙の一同から、同じ気持ちを感じる。
そう。一般的に焼きそばに入っている肉は、豚肉
当然、某カントクも焼きそば用に用意されているのは豚肉だと思っていた。思い込んでいた。
しかし、焼きそば用に買っておいた食材しか載っていないこのテーブルにある肉は、牛細のみ。
そこで食い物のことにはディーン一反応の早い、食いしんぼ捜索隊隊長が閃いた!
隊長「きっと、買出し係が関西人だったんだ!! 関西では肉じゃがやカレーとかに牛肉を使うって言うし。関西では、牛肉の焼きそば一般的かも知れない」
関西出身の食いしんぼ捜索隊員の返答に、焼きそばを食べたい皆の希望の眼差しが注がれる!
関西「ないね。いくら関西でも、焼きそばには。『肉焼きそば』があったとしても、一般的ちゃうし。あ、関西で肉言うたら牛肉のことね。お好み焼きも豚玉、肉玉て言い分けとるから、覚えとくとええわ」
何と言うことか。後のウンチクはともかく、キッパリ言い切る関西出身者により、牛肉焼きそばの味の保証は絶たれてしまった。 <ショック


それにしても、何の陰謀か、明らかに焼きそば用に買ってこられた牛細切れ肉。
しかもその量、迫力の1キログラム
果たして、牛肉焼きそばはおいしいのか? どんな味になるのか?
某カントクは相変わらず、肉を見つめて固まったままだ。
ショックで呆然としてしまうのも無理はない......。
食いしんぼ捜索隊をはじめ、テーブルで成り行きを見守る皆がそう思っていた。しかし、真相は違った。
某カントクは持ち前の想像力で、牛肉入り焼きそばの味と出来上がりを、頭の中でシミュレーションしていたのだ!
(あの牛肉独特の味、香り、柔らかさ......そばやソースとの絡まり具合......。うん。牛はない。NG
じゃ、肉なしの焼きそばってどうよ? 即答。肉のない焼きそばなんて、焼きそばじゃない!NG!!)
つまり、豚肉がないと、某カントク特製焼きそばは成り立たないのだ。しかし、豚肉はない。
諦めるしかないのか......絶望と困惑がテーブルを支配していた、そのとき!
隊長「あそこ! あの神々しい光を放つ肉の塊を見よ!!」
食い物のことにはディーン一(略 隊長が、人気のない焼肉用テーブルを指さして見せた。
そう、焼肉界でのメイン肉は、誰が何と言ったって牛肉。
とりあえず用意されていた豚肉専用焼肉テーブルには、焼肉用豚バラ肉が、ほとんど手付かずのまま放置されていたのだった!
捜索隊が焼肉用テーブルからごっそり豚肉を拝借しても、誰にもバレないというミラクル。同じBBQの席でも、牛肉と豚肉でこれほど重要度に差があろうとは......。
某カントクの元に豚肉が届けられると、すでに脳内シミュレーション済みだったのか、さくさくとスライス
あらかじめ熱してあったホットプレートに投入! 手際のよさに、唾を飲み込みつつ見入る一同。
あとは某カントクの見事な焼きそば調理テクニックが披露されるのみ。もう安心だ。
隊長「......しかし、バラ肉をスライスするのはさすがである」
関西「食べやすいようにって、配慮してくれとるわけやね」
隊長「うむ。我々だったら美味に焦るあまり、とりゃーーーっと分厚いままで投入してしまうところだ」
関西「我々て。そんなん、肉重なって焼け具合まばらになるやん。うちは嫌やし、一緒にせんといて」
隊長「何故に。まばらだろうがいいじゃない、肉が食えたら」
関西「......隊長が作る側の人間でなくて、ホンマによかったわ」
......と紆余曲折を経たものの、名シェフ某カントクによって捌かれた豚肉入り焼きそばは、予定どおりに見た目も味も美味しく完成
隊長は豚肉を発見した功績をネタに、誰よりも早く、誰よりも多く焼きそばをたいらげたのだった。
そしてまた、新たな幻の味を求めて、捜索隊は旅に出る......はずが!
この「焼きそばに牛細切れ肉1キログラム」事件の真相を探るべく、独自調査を開始したのであった。



一体何故このような策略が巡らされたのか。 豚肉と牛肉の間に、何がおこったというのか?!
食いしんぼ捜索隊シリーズ 焼きそば用肉に牛肉を買ってきた女 --- <サスペンス

スタジオディーン取調べ室(制作部の隅に、急遽ダンボールで作成した)。

隊長「ネタは上がってるんだ! いい加減に吐いたらどうだ?」
C「だから、確かに牛肉を買ってきたのは私ですよ。でも、無実なんです」
隊長「じゃあ、牛肉を買ってきた経緯を、もう一度頭から説明してもらおうか。買出しをしたのはBBQ大会直前だと言ったな」
C「その日は通常の仕事もあったし、BBQ大会の準備もしなきゃいけないし、朝から皆手いっぱいでした」
隊長「メインの買出しをしたのは、マツコとUプロデューサーで間違いないな?」
C「はい。その辺は〜食いしんぼ捜索隊R(リターンズ)〜の方で見てください」
隊長「なのに何故、焼きそば用の肉はキミが買いに行くことになったんだ」
C「だから、すでに買出しは済んでいたんですが、足りないものが後からいくつか発覚して。BBQ大会直前に、幹事チーフのYさんに、追加の買出しを頼まれたんです」
隊長「Yさんは、今回初幹事だったな。何と頼まれたんだね」
C「『細切れ肉1キログラム買ってきて』と」
隊長「で、キミは?」
C「『細切れ肉1キログラムですね』と確認してから、行きました」
隊長「何の細切れ肉か、聞かずに行ったのか?」
C「だって聞くまでもなく、BBQで必要な肉と言えば『牛肉』じゃないですか」
隊長「......(汗)」
C「私は無実です(断言)」

つまり、BBQと言えば焼肉。『焼肉界でのメイン肉は、誰が何と言ったって牛肉』。
焼きそばレポート最中にも述べた、誰でも持っているBBQのイメージが、Cにためらいなく牛肉を買ってこさせたのであった。
そして、買出し後の肉は、大会準備の仕上げのドサクサに紛れ、内容を調べられずにセットされた。
買ってきたCはもちろん、牛細切れ肉1キログラム本人も、自分が焼きそば用に買ってこられた肉だということを知らないまま、大会本番を迎え、某カントクと衝撃の対面を果たしたのであった......。

結論:
肉はたくさん種類があるけど、どの肉も美味しいし、今回の焼きそばも結局は美味しく食べられたから、それでいいや。(隊長の基本スペック、猛烈にアバウト)

今回もきっちり(?)事件の真相を捜索したところで、また新たな幻の味を求め、捜索隊は旅に出るのであった。
第4回BBQ大会には戻ってくる......予定。(開催されるよね??)

参考リンク:
食いしんぼ捜索隊初登場 『秘宝・幻パン捜索隊』
http://deen.co.jp/dsroom/200704/20141357.php
第1回BBQ大会レポート  『再結成! 食いしんぼ捜索隊 編』
http://deen.co.jp/dsroom/200707/09121524.php

【編集後記】
隊員「今、捏○が問題になっていますよね」
隊長「そうだね」
隊員「正直に・・・いったら」
隊長「そっそうだね、原稿には一部フィクションが含まれております。だって食べるのが忙しかっだもん」
隊員「……アホ」

 

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