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Dbo'sRoom 『秘宝・幻パン捜索隊』 その2

>>April 20, 2007

前回までのオハナシDbo'sRoom 『秘宝・幻パン捜索隊』 その1
東京国際アニメフェア2007『桃華月憚』のトークイベントで発覚した魅惑的なパンが存在
そのパンを求めて『秘宝・幻パン捜索隊』が急遽結成されたのだった。
数少ない情報を手がかりに今旅立つ!(本当に行っちゃうんですね……)

電車に乗り、スタジオのある駅に降り立った捜索隊に、またしても難問が襲いかかった。
秘宝(150円パン)が眠っていると思われる店が、無数に存在していたのだ!
このことは、まったく聞かされていなかった。
途方にくれる捜索隊。
とりあえず、出演者が駅からスタジオに向かうルートを想像し、分析するしか手はなかった。
このようなことで秘宝にたどり着けるのか。
捜索隊を不安が取り巻く。
そのとき、隊長が立ち上がった。

幻のパン
▲ 宝はきっと、この店に隠されている。ビシィッと指差し
D坊の腹の虫がここだと叫んでいるのだっっっ!!!!

......あり得ないほどの自信の前に、捜索隊は隊長を信じるしかなかった。
それほどに、ギラギラした殺気を漲らせる空腹時の隊長は、恐ろしすぎたのだ。

何がおこるかわからないからな。注意しろよ?!

慎重に店内を捜索する。
......ない。
パンコーナーがない。
パンの気配はビシビシ感じるというのに......どういうことなのか。
程なく、せまい店内をグルリと1周してしまうというところで、隊長が叫んだ。

こんなところにありやがった!

パンコーナーは、なんと入り口レジ近くに配置されていた!
捜索隊の思惑はみごとに裏切られたのだ。
それは、秘宝を目指す者達へのトラップとして申し分ないものだった。
きっとこの店にある、その期待とともに捜索隊は、パン売り場の前に立った。

多すぎだな、これは......

思わず声が上がる。
パンコーナーには、あんぱん・クリームパン・ソーセージパン......など、おびただしい数のパンが陳列されていたのだ。
はたして、この中から秘宝(くどいですが、150円のパン)を無事に見極められるのであろうか。
捜索隊には終わりのない苦行に思われた。

これを見ろ!

食い意地アンテナ全開の隊長が指をさす。
その先には、他のパンと比べて、一目見て「デカッ」と叫んでしまうぐらい、一際大きいパンが存在した。

幻のパン
▲ 袋の隅においやられた牛が、そのデカさを物語っている!!!!
その大きさに一部しか撮影出来なかった(ホントか・・・逃)

この大きさは紛れもなく、秘宝と呼ぶに相応しいものであった。
パンを手に取り、その『とっても大きい』様を実感して確信を得た捜索隊。
そこへ、またしても難題が迫る。

158円......。

なんと、値段が150円ではなかったのだ!!
何度値札を確認しても、158円であることに間違いなかった。
落胆を隠せない捜索隊。
このパンではないというのか......?
もう1度、くまなく『とっても大きい』パンの痕跡を探してみる。
しかし、150円前後且つとっても大きいパンが他にないのは一目瞭然であった。
はたして、この眠そうな目の牛が描かれたパン以外に、秘宝と呼べるパンが他にも存在するのであろうか......?


きっとこれだよこれ。これ以外それっぽいのないもん。
(かるーーーーいノリで)

このパンの魅力(デカさ)に取り憑かれた隊長は、短絡的に本物認定をしたのであった(とりあえずこれ食べたい)。
かくして、捜索隊の前に『スタジオ現場(のそばで売っていて、誰かが買ってきたの)ではやった』『150円(ぐらい)』『とっても大きくておいしい(だろう)』幻のパンは姿を現したのである。

  幻のパン
▲ さあ、ついに秘宝が姿を現す。その姿は?
この引っ張り具合といい、あー、まるで某番組ようだ。

捜索隊はこの2種類のパンを手に、無事アジト(スタジオディーン)に帰還したのだった。

<CM>
「桃華月憚」はBS朝日、東京MX、サンテレビでオンエア中です!
ぜひご覧くださーーーーい。

Dbo'sRoom 『秘宝・幻パン捜索隊』 ついに完結(か?) 4月28日公開のその3へ続く

 

 

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