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わたなべひろし監督のお部屋 その14

>>January 13, 2009

わたなべひろし監督のお部屋、第14弾でございます。
2009年もやりますよ。
今年最初は、昨年から「引き続いています「橋梁シリーズ第2弾です。

今回のテーマは、前回は「下から」でしたから、「鉄道橋シリーズ 上から編」
上からのアングルをセレクトしてみました。

わたなべ監督 古い鉄道写真 JR只見線
わたなべ監督 古い鉄道写真 JR只見線

▲JR只見線 只見川第1鉄橋

▲JR只見線 只見川第3鉄橋
わたなべ監督 古い鉄道写真 JR只見線 わたなべ監督 古い鉄道写真 JR高山本線
▲JR只見線 只見川第3鉄橋 ▲ JR高山本線

前回の「煽り」カット同様、バランスが大切。
周囲をどのくらい入れたらいいか?
列車と周辺の風景の配分が重要。
そのため、レンズのチョイスも大切だ。
撮影ポイントがある程度決まっている。
さらに、列車の通過時刻や光の具合などから違う場所への移動がなかなかできないことがある。
何度も撮影したところならば、撮影ポイントやアングルなども決めやすいが、
初めての場所などは被写体に対して思ったより離れていたとか、
その逆に近すぎたなどが発生することがあるため、事前準備と臨機応変な対応が必要だ。


1カット目
只見川第1鉄橋は、全国からカメラマンが集まる有名なポイント。
紅葉に染まった山々の美しさと雄大さが伝わる1枚です。


2カット目・3カット目
只見川第3鉄橋、1カット目の只見川第1鉄橋とは違う趣があります。


4カット目
光の入り具合が絶妙です。

監督曰く
1カット目は、只見川第1鉄橋ですね。
本当にね、この場所に立って風景を眺めるとスケールの大きさに圧倒されますね。
まさにこの手の写真の王道的な風景が広がっていますよ。
レンズは中距離望遠だったかな。

2カット目と3カット目は、只見川第3鉄橋。
光の当たり具合が微妙な時間でしたね。

4カット目は、この写っている車両が最後だったので、この機会にということで撮影に行ったんです。
今は会津の方で走っていますがね。
トンネルの上から撮影。ほぼ真下を通過するんです。
いつ列車が来るかわからいんです。
大まかな時間はわかりますが、通過地点ですからね。
実際に時間調整などがあったりして・・・
だから、耳が頼り。近づく列車の音に集中。
それに撮影できる時間に1本だけ、もうワンチャンスのみ。
ボーっとしていたらあっという間に通過してしまうのでだから、カメラ撮影ポイントを狙い続けていましたね。

これからもどんどんアップしていま~すヽ(^◇^*)/

 

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年末年始に改めて地獄少女三鼎を一気に見ましたが、いやはや、『そう来たか!』『その気持ち分かるな』『うっ、心が痛い』と毎回どっぷりその世界にはまってしまいました。
今後の展開に興味津々です。

地獄少女三鼎
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