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わたなべひろし監督のお部屋 その11

>>November 4, 2008

わたなべひろし監督のお部屋、第11弾でございます。

今回のテーマは、「夕暮れ」
監督が昔撮影したものからのセレクトです。
夕暮れがいっそうノスタルジックな雰囲気を醸し出している。

  
   わたなべ監督撮影 古い鉄道写真
わたなべ監督撮影 古い鉄道写真   

▲埼玉県 JR八高線 東飯能〜金子

▲ 茨城県 鹿島鉄道
わたなべ監督 古い鉄道写真
  
わたなべ監督撮影 古い鉄道写真   
▲ 福井県 京福電鉄 ▲ 兵庫県 北条鉄道


ちょっと懐かしい周囲の風景が夕暮れ色に染まる。
どのカットも郷愁を誘う。
家路に急ぐ乗客を乗せて走っているのだろうか・・・

「夕暮れ」のカットは、夕暮れの色をどのように出すかがまさにセンス。
刻一刻と変換する空の色、そして、通過する列車。
この両者がバッチリのタイミングで出会うかが難しい。
逆光などの光が好きというわたなべ監督、
監督らしく、光を絶妙なセンスでとらえています。

1カット目
オレンジから藍色へのグラデーションを見事にとらえた1枚。
その幻想的な風景の中を走る列車、その行き先はどこか違う星のよう。

2カット目
太陽の位置、写りこむ光、走る一両だけの列車、絶妙なタイミングの1枚。
水面に写るオレンジ色の柱が鮮やか。

3カット目
ノスタルジック、懐かしい1枚。
実際この風景を見たことがないのになぜかとても懐かしい。

4カット目
のどかな田園風景の中を1両編成で走る列車。
列車の向こうに見える山の稜線に沈み行く夕日が寂しさを呼び起こす。


これからもどんどんアップしていま〜すヽ(^◇^*)/

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